背景と課題
プラスチック容器の製造業で、見積や出荷の際の運賃・梱包サイズの手計算、金型図面探し、送り状の手打ち、手書きの注文表の集計など、現場の定型作業が日々の負担になっていました。
取り組んだAI活用
3日間の集中支援のなかで、現場の担当者自身が、自分の業務に合わせたツールをAIとともに組み立てていきました。
- 運賃・梱包サイズの自動計算:製品のスペックを入力すると、梱包サイズや重量を計算し、運賃の区分まで判定して表示。「規定サイズに収まるか、運賃はいくらか」という営業の見積判断を、その場で支援できるようにしました。
- 金型図面の検索・プレビュー管理:品番から図面を検索し、材質などの情報を表示しつつ、図面をその場でプレビュー。台帳と図面探しを一つの流れにまとめました。
- 送り状の自動生成:出荷データを読み込み、品名を辞書で簡略化して取り込み用データを生成。文字数制限に合わせた手打ちの手間を解消しました。
- 手書き注文表のOCR集計:手書きの注文表を撮影して投入し、OCRで読み取って日次・月次に集計。転記と集計を撮影だけで完了できるようにしました。
成果と現在地
手計算・手打ち・図面探しといった作業が削減され、現場の担当者がAIで自分の業務ツールを作れる状態に到達しました。基幹データとの連携など、次の段階に向けた検討を続けています。