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使っている人だけが、変わっている

Vol.003・2026.02.24 配信

Vol.003 使っている人だけが、変わっている

今回は少し、「これまで」と「これから」のお話をさせてください。

1年間、企業のAI活用に伴走して

昨年4月にAI事業部を立ち上げてから、もうすぐ1年になります。

この間、研修やコンサルティングを通じて、様々な企業のAI導入に伴走してきました。業種も規模も課題も異なる、多くの現場を見てきた1年でした。

使っている人だけが、変わっている

多くの現場に共通して見えてきたことがあります。

AI研修を実施した後、使う人と使わない人に分かれる。 そして、使っている人だけが生産性を上げている。

本人はうまく活用している。 でも、組織全体として見ると、一部の人が便利になっただけにとどまっている。

「使える人は使えばいい」――その考えでは、組織は変わりません。

1人の100点より、全員の60点

1年間で痛感したのは、こういうことです。

組織のAI活用で本当に重要なのは、一部の人が高度に使いこなすことではない。全員が「そこそこ」使えるようになること。

1人が月に100時間分の成果を出すより、50人が月に2時間ずつ楽になるほうが、組織へのインパクトは大きい。

しかも、後者のほうが持続可能です。 特定の人に依存しない。

「全員が使える」をゴールにする

研修のゴールを「AIを使いこなせる人材を育てる」にすると、どうしても個人の能力差に帰着します。

そうではなく、「全員がAIを使える状態を作る」ことが、組織としての本当のゴールではないでしょうか。

  • 誰でも使えるテンプレートを整備する
  • 「まずはこれだけ」という最小限の使い方を全員に浸透させる
  • 成功体験を個人で終わらせず、共有する仕組みを作る

「普通の人」が「普通に使える」状態を作ること。 1年間の活動を通じて、ここにたどり着きました。

これからの活動について

この考えに基づいて、弊社AI事業部はこれから活動の軸をより明確にしていきます。

研修やコンサルティングの現場で得た知見を、より広く届けるために、noteでの記事執筆を本格的にスタートしました。

最初の記事では、今回お話しした内容をさらに深掘りしています。具体的にどう進めればいいのか、踏み込んだ内容をまとめていますので、ぜひご覧ください。

おわりに

あなたの組織では、AIを使っている人と使っていない人の間に、壁はありませんか?

その壁を取り払うことが、組織全体の生産性向上への第一歩だと考えています。

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