今回は「AI時代に、ビジネスマンにとって本当に価値があるものは何か」というテーマでお話しします。
AIが「できること」は、もう十分すぎるほど広がった
文章作成、データ分析、プログラミング。 画像やイラストの生成、動画の作成・編集。
ほんの1〜2年前まで「専門家でなければ難しい」とされていた領域に、AIがどんどん入り込んでいます。
「AIにやらせればいい」が、多くの業務で成立しはじめている。 これは、もう疑いようのない現実です。
では、人間に残るものは何か
AIの出力は「それっぽい」ものを返してくれます。 文章も、企画書も、分析レポートも。一見すると十分な品質に見える。
でも、こんな場面に心当たりはないでしょうか。
- AIが作った提案書、内容は合っているけど「うちの業界ではこの言い方はしない」
- AIの分析結果、数字は正しいけど「現場感覚としてはズレている」
- AIの回答、一般論としては正しいけど「この取引先には通用しない」
AIの出力が本当に正しいか、現場で使えるレベルかを判断できるのは、人間だけです。
その判断軸になるのが、皆さんが長年の経験で培ってきた「ドメイン知識」――各業界ならではの知識や経験です。
製造の現場感覚、営業の肌感、経営の勘所。 これらはAIには生成できません。
AIの価値を最大化するのは、AIそのものではない。 それを判断できる「あなたの経験」だ。
だから僕は、100人の経営者に会いに行きます
私たちはこれまで、研修やコンサルティングを通じて企業のAI活用を支援してきました。
しかし、AI活用の支援をより意味のあるものにしていくためには、もっと多くの「現場の知」を集める必要がある。そう強く感じています。
正直に申し上げると、私には就業経験がありません。 皆さんの業界の常識も、現場の空気感も、肌では分かっていません。
AIは使える。でも、それだけでは足りない。 それは、まさに今回お話ししたことそのものです。
だからこそ、100人の経営者の方々にお話を聞きに行くことを決めました。
業種も規模も異なる100人の経営者と対話し、100通りのドメイン知識を集める。 それを、AI活用支援のリアルな土台にしていきたいと考えています。
AI時代しか知らない若者に、あなたの経験を聞かせてください。
おわりに
インタビューでは、皆さんが日々向き合っている課題や、大切にしている判断軸についてお聞きしたいと思っています。
「100人の経営者と話す」という目標の1人に、なっていただけませんか。 ご興味をお持ちいただけた方は、ぜひこのメールにご返信ください。
次号以降、インタビューを通じて見えてきた知見もお届けしていきます。 引き続き、よろしくお願いいたします。