今回は、弊社で始めた新しい取り組みと、そこで早速起きた「気づき」についてお伝えします。
「知っている」だけで、世界が変わる
AIを日々使っていて、強く感じることがあります。それは、「知っているかどうか」で、できることがまったく変わるということです。
指示の出し方を少し変えるだけで、AIの回答の質が劇的に上がる。ツールに新しい機能が追加されたことを知るだけで、今まで手作業でやっていたことが一瞬で終わる。「AIにこんなこともできるのか」と知った瞬間に、自分の仕事の進め方がガラッと変わる。
逆に言えば、知らなければ、その可能性には永遠に気づけません。
AIの差は、センスの差ではない。「知っているかどうか」の差だ。
社内勉強会で起きたこと
先日、弊社に新しいメンバーが加わりました。このメンバーのAI活用レベルを上げていくために、社内でAI勉強会をスタートさせました。
最初のテーマは、OpenAIが提供する「Codex」というツール。もともとはプログラマー向けのコーディング支援ツールとして知られています。新メンバーにこのツールについて調べてきてもらい、私の方からビジネスでの活用方法をシェアする、という形で勉強会を行いました。
ここで、面白いことが起きました。
Codexを調べてきたメンバーは、「これはエンジニアが使うツールだ」という印象を持っていました。実際、Webで調べればそういう情報が大半です。ところが、私が実際にCodexを使って日常業務をこなしている様子を見せたところ、全員の認識がガラッと変わりました。プログラミングの知識がなくても、フォルダ内のファイルをAIに読み込ませて分析させたり、資料を自動生成したりできる。「エンジニアのツール」だと思っていたものが、実は誰でも使えるビジネスツールだったのです。
もう一つ、印象的だったのは新メンバーの感想です。「営業で大事にしてきた”小さな積み重ねで大きな成果を出す”という考え方と、AIへの指示の出し方はすごく似ている」と。畑の違う人が、自分の経験と結びつけて新しい気づきを得る。これこそが、人の使い方を「見る」ことの威力だと感じました。
同じツールでも、見る人が変われば気づきが変わる。AIの活用は、一人で学ぶよりみんなで見せ合うほうが早い。
人の使い方を見よう
この勉強会を通じて改めて確信したことがあります。AIの活用力を上げる最短ルートは、他の人がAIを使っているところを見ることだということです。
自分一人で使っていると、どうしても「自分のやり方」に閉じてしまう。でも、隣の人はまったく違う使い方をしている。その瞬間に「え、そんなことできるの?」という発見が生まれます。マニュアルを読むのとは全く違う体験です。
弊社ではこの勉強会を毎週のAIシェア会として継続していきます。メンバーそれぞれが、その週に試したAIの使い方や発見を持ち寄る場です。大げさなプレゼンではなく、「こんなふうに使ったら便利だった」という日常の共有。そこから出てきた知見は、このメルマガでもレポートとしてお届けしていく予定です。
皆さまの「使い方」も教えてください
最後に、一つお願いがあります。
このメルマガを読んでくださっている皆さまが、普段どんなAIツールを使っているか、どんな活用に興味があるかを教えていただけませんか?簡単なアンケートフォームをご用意しました。
皆さまの声をもとに、このメルマガの内容もより実践的なものにしていきたいと考えています。